「大量行動」とは、ひとつの成功を目指してより多くの行動をすることを指します。
例えば、家にいながら1万円を用意したいと思ったら、家族に相談するという方法がひとつありますね。
しかし、もしかすると断られてしまうかもしれない。
そのために、不要な品をオークションやフリマサイトで売ったり、内職を見つけるなど、あらゆる方向から1万円を用意するために行動するわけです。
こうした大量行動を習慣化することで、成功を収めることができる上に、いろいろなものを得られます。
ここでは、「大量行動」について幅広い視点で解説していきます。
大量行動を理解することで、効率よく成功に近づけます!!
大量行動で得られるもの

目的に向かって大量行動をすることで、目的の達成以外にも得られるものがあります。
それはきっと生涯の財産となるはずです。
経験・事例
大量行動を取る上でさまざまなチャレンジをすることで、多くの経験や事例を得られます。
経験と事例を得ることで、今後似たような場面に遭遇した際「この方法であれば成功できる」、「これは失敗するからやめておこう」と瞬時に判断でき、より早い成功を収められるのです。
「経験は財産」とよくいわれますが、まさにその通り。
大量行動に取り組むことで、大きな財産を得られます。
継続力
大量行動は、いろいろな行動を並行して行うこと。
コツコツと複数の事柄に取り組むことで、習慣化力や継続力が身につきます。
「継続は力なり」という言葉があるほど、続けることは本当に重要なスキルのひとつです。
大量行動を取る上での継続力には、プラスアルファの力も含まれます。
それは、行動を起こす際にどうすれば効率がよいか、何をすることで成功に近づけるかを判断しながら行動する力です。
ただ続けるだけでなく、より成果が出やすい方法を模索しながら行動を継続し、習慣化できるという、素晴らしいスキルが身につきます。
自信と称賛
大量行動に取り組みながら、習慣化力や継続力、経験や事例を得ることは、自分の自信につながります。
そして、周囲はあなたの努力やスキルがついている様子を見ながら「あの人はすごい」とあなたを称賛するでしょう。
称賛されることで、また自分に自信がつく…というよい流れが生まれ、自己成長がどんどん著しくなっていくはずです。
大量行動に取り組むことで、このようにさまざまなメリットを得られます。
大量行動の具体的なやり方

「大量行動に取り組もう」と思っても、何から取りかかればいいかわからない…という人もいるでしょう。
以下に、大量行動の取り組み方について解説します。
思いついたら並行しながら即行動する
大量行動のポイントは、「とにかく行動する」ことに尽きます。
「これはよさそうだ」と思ったら、まずやってみるのです。
ひとつの成功を得るために、A案に取り組んで失敗したらB案…というようにひとつひとつやっていくと、A案もB案も失敗だったときにたくさんの時間を無駄にしてしまいます。
この無駄な時間を省くために、A案もB案も、場合によってはC案も同時にやってしまおうというのが「大量行動」です。
行動すべてを成功させる必要はなく、大量行動のどれかが成功につながればいいわけですから、まず思いついたことをスピーディーに取り組んでみましょう。
大量のインプットとアウトプットを継続する
成功に向けた大量行動に取り組むためには、いろいろなアイディアを発案する脳力が必要です。
そのために、常にさまざまな情報をインプットし、大量行動としてそれをアウトプットする習慣をつけましょう。
そして、それを継続することで成功はもちろんいろいろな経験とスキルを身につけることができます。
本を読んでインプットするならば、いろいろな本を同時に読むのもおすすめです。
気分転換を兼ねてローテーションで読書を進めれば、ほしかった情報を短期間で得ることができるかもしれません。
やるべきことがわからないときは?
大量行動に取り組もうと思っても、何をすればいいのか思いつかない…という人もいるでしょう。
そのときは、これまでにもご紹介している「目標」と「目的」を正しく設定することをおすすめします。
○○の目的に向けた✗✗という目標を設定し、それを達成するためには何が必要かをリストアップしてください。
そして、リストアップしたものをこなすためにどんな行動を起こせばよいかを考えて、どんどん実践していくのです。
また、先に挙げたインプットをたくさん行うことで、自分がやるべきことがわかってきます。
インプットをする習慣をつけて、できるだけ多くの情報を取り入れ、自分なりに咀嚼してみましょう。
大量行動に取り組んでも成功できない人の特徴

大量行動に取り組んでも、目標を達成できない・成功しないと感じている人もいるようです。
大量行動で成功できない人には、以下のような弱点があります。
当てはまる人は、自分の大量行動を見直してみましょう。
大量行動を正しく理解できていない
先にも解説していますが、大量行動はひとつの成功を収めるためにたくさんの行動を取ることです。
たくさん行動した中で、失敗したものがあってもそれは問題ありません。
しかし、中には目標のためにとった行動に失敗してしまうと、そこでその目標自体を諦めてしまう人がいます。
その人の挑戦が、大量行動のひとつに失敗したことで終わってしまうのです。
大量行動は代替策を同時に行っているのと同じなので、失敗しても問題ありません。
「目標達成のために失敗している」ことを正しく理解し、大量行動を継続してください。
すべての行動を完遂していない
大量行動で成功できないと思っている人は、A案もB案もC案も、やりきらないまま次の策に進んでしまっている可能性があります。
一度にいろいろなことを手掛けるのはよいのですが、すべてが中途半端で終わってしまっては、目標を達成して成功を得ることはできませんよね。
並行していろいろな行動を継続しながら、すべてを最後までやりきることは、大量行動の基本です。
最後までやって始めて、失敗したものと成功したものがわかってきます。
目移りしやすい
大量行動に失敗する人の特徴として、「目移りしやすい」ことが挙げられます。
例えばAという目標を掲げて、そのために1案、2案、3案…といろいろな行動を並行して取り組んでいたけれど、途中でほかによさそうな話を見つけて、目標を変えてしまうのです。
そして次はBという目標を掲げて、また1案、2案と行動していく。
大量に行動しているのは確かですが、これではいつになっても成功を収めることはできません。
「行動を最後までやりきる」ことと同じように、一度目標を掲げたら、それをやりきるまでほかに目移りしないこと。
継続することは、大量行動と同じくらい大切なことなのです。
大量行動を正しく理解して「成功の法則」を勝ち取ろう!
「大量行動」という言葉は知らなくても、目標を達成するために自然といろいろな行動に並行して取り組んでいた、という人もいると思います。
もし成功できていないとしたら、大量行動についての理解が違っているか、行動の仕方を間違っているのかもしれません。
ぜひこちらの情報を参考に、大量行動についての理解を深め、改めて取り組んでみてください。
きっと目標達成と成功に近づくことができるはずです。
大量行動は決して難しいものではありません!
ぜひ前向きに取り組んでみましょう!!